第12期運動方針の重点課題
Ⅰ.安全健康の取り組み
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【重点課題】
1.「本音で語り合い、本気で活動する」を取り組みの基本とし、課題を顕在化させながら、「自立型の安全文化の構築」に向けて、「絶対にあきらめず“安全な職場”をつくり上げよう!」を粘り強く実践していきます。
2.条件設定や基本行動・動作が確実に実践できる「安全に強い人づくり」を進めていきます。
Ⅱ.企業基盤強化と雇用確保の取り組み
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【重点課題】
1.「国内最適生産体制の構築に向けた構造改革の実施」に関して、各単組と連携を図りながら配置転換に向けた会社の対応状況の確認ならびに組合として必要なフォローの実施など、引き続き「全社共通課題」として対応にあたります。
2.第7次中期経営計画の進捗状況や新たな経営戦略などに関して情報開示を求めつつ、労使関係に関わる課題に対しては、事前の対応を含めて迅速な労使審議により対応していきます。また、労働生産性の向上に向けた取り組みに対しては、単組と連携を図りながら状況を把握し、必要な対応にあたります。
Ⅲ.総合生活改善の取り組み
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【重点課題】
1.2024年春季闘争は、基幹労連の方針に沿って検討を重ね、2024年2月の中央委員会で春闘方針を決定し、取り組みを進めます。
2.「生活総点検活動」は、集約された課題の解決につなげる取り組みを展開します。
Ⅳ.労働条件整備の取り組み
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【重点課題】
1.「ワークスタイル変革のさらなる推進」に向けて、「部労使会議」の運用状況を把握しながら、必要な対応を行っていきます。
2.現業系女性の両立支援については、「両立支援面談マニュアル」の運用実態を把握し、全社的な課題については必要な対応を行っていきます。
3.すべての職場において、育児関連の休暇・休業を取得しやすい職場環境整備に向けて前進を図るものとします。
Ⅴ.産業政策・政策制度の取り組み
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【重点課題】
1.連合・金属労協(JCM)・基幹労連の取り組みに積極的に参画し、産業政策・政策制度課題の改善に向けて取り組みを進めます。
2.産業政策・政策制度課題の解決を図るうえで、働く者の代表が「ものづくり」の声を反映していくことが極めて重要であることから、我々の代表を国・地方議会に送り出していく取り組みを重要な政治活動と位置づけ、その充実に努めます。
Ⅵ.組織強化・充実に向けた取り組み
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【重点課題】
1.組織運営はこれまでの進め方を基本に、世代交代と女性割合の高まりを考慮した取り組みを進めていきます。
2.組織強化に重点を置いた取り組みは、継続性が必要との判断の下で、今期も単組の組織強化を促進することを目的に財政的な支援を行うものとします。
3.第2次男女共同参画推進計画に基づく活動を展開していきます。
4.上部団体をはじめJFE協議会ならびに連合会加盟組合とのさらなる連携強化を図り、組織全体の発展につなげます。
Ⅶ.社会福祉・国際交流等その他諸活動
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【重点課題】
1.相互扶助の精神にたった福祉・共済活動は労働運動の原点であり、単組を中心に主体的な活動を展開するとともに、基幹労連等の上部団体が推進する社会福祉・共済活動に積極的に取り組んでいくことにします。
2.JFEグループの海外展開もふまえながら、様々な国際活動に対応していきます。